商品撮影 モデルコード | 日記 | 商品撮影とネットショップの印象

商品撮影というのは撮影したら売れる！ものではないことに言及しましたが、
では商品撮影を有効活用するにはどのような手段があるのか？ネットショップに訪れた購入予定者に印象を残すための商品撮影の依頼方法と実際のネットショップ上での写真掲載の仕方についての案を記載します。

最も多く商品撮影の指示としてあるのが背景を白く飛ばした撮影写真です。
単純に思いつく理由としては加工の容易さや商品のカラーを選ばないなどがあると思いますが、
これって本当に購入者側に立った撮影方法なのかは定かではありません。

例えば、同じジャンルの服を仕入れてる店が、同じ環境で商品撮影を行って、最悪の場合、
ネットショップのデザインまで似たようなものになってくると、ショップの印象という点では明らか薄まってしまいます。

1年ほど前の調査によれば、ネットショップをりようする購入者の多くは「1.2日程度考えてから商品購入に至る」という結果が出たそうです。
そう考えると初回訪問時に「お気に入り」に登録されない限り、また同じように新たに検索を行って再度ショップに来てもらうことを願うことになる。
当然、辿り着くまでに同じような商品写真があれば、そこのショップで購入することは十分考えられます。

商品撮影とは忠実に写真を撮るだけではなく、印象を与える役割もあります。
では商品撮影と写真でどのように印象に残るサイトにするか？ 商品単体のみで撮影を行っているのであれば、最初に検討すべきはモデル撮影でしょう。
着用者を変えるだけで簡単にショップのイメージを決めてくれます。

次はショップが扱う商材のジャンルを単純化することです。
やみくもにアレもコレもと商材を並べるのではなく「コンセプトを明確にすることです」
例えるならば、「コーヒー買うならスタバだね」のように、消費者に分かりやすく扱う商品の構成を考える。
それが意外と今のアパレルショップに足りない点です。


そして最後は商品撮影を行った写真のレイアウト（配置方法）です。
商材のジャンルに関してはショップを運営していれば・・・ショップオーナーがここを理解してないとマズいということで説明は以上にします（笑） ポイントモデル撮影と商品撮影の指示方法です。
まず、商品撮影をモデル着用イメージに変える際は、商品撮影サービスを提供するスタジオ側の意見を100％信用しないことです。
業者によっては依頼主の意見を聞かずに、または掲載先のショップを見ずに、モデルを薦めることもあるので注意が必要です。
※ショップがモデルを指定できるサービス業者を選びましょう！


注意深くショップに合うモデルをし見つけたら、商品撮影を依頼するのですが、初回の撮影方法を指示します。
例えば撮影予定数が10商品あるなら、通常のライティング（白背景）、イメージ風に撮影（主力商品）、と2つに分けることをおすすめする。
「料金がもったいない！！」という意見もあるとは思いますが、イメージ写真は当然商品詳細ページでも使えますし、使用用途を考えればお得かと思います。
注）イメージ撮影はスタジオによって得意、不得意ありますのでサンプルを請求するのが無難です。


そうして撮影した写真をイメージ写真と通常撮影写真として配置していく。
感覚としてイメージ写真は大きめに先頭にくるように、通常写真は変に加工せずに綺麗に並べる。
サイズをイメージと通常写真は倍ぐらいの差をつけるとユーザーはコンセプトが分かりやすい。
単純にレイアウトとサイズを考慮すれば、サイトの印象度は上がってくる。 補足としてイメージ写真は3ヶ月に1度更新する程度で十分です。
商品撮影の写真というのは業者への指示やサイズなどの配置方法でも活用の幅は広がる。
納品された写真で商品詳細ページに使えるのはシステム上4,5枚程度かと思うので、予備カットなどの納品データがあるならば、ここで初めて写真加工をしていくのもショップの印象を上げることに繋がるかもしれませんね。


商品撮影 MODELCODE.com(モデルコード)